空調設備全般
空調設備は、建物や施設内の室温、湿度、空気品質などの環境条件を制御し、快適な室内環境を提供するためのシステムや装置のことを指します。空調設備は、住宅、商業ビル、工場、病院、学校などさまざまな建物や施設で使用されており、エアコンや空気清浄装置、除湿装置も空調設備の一部です。空調設備の設置時は、制作された建物の設計図をもとに、適切な場所に確実に設置します。
エアコン設置
壁掛け型、天井埋め込み型、窓用など、ユニットの種類に応じて適切に設置をいたします。また、大きな現場での空調設備は、安心安全に稼働することが最も重要です。設置後は確実な試運転やメンテナンスを行うことで、ミスや不具合を最小限に抑えるようにしています。エアコンが適切に作動しない場合、トラブルシューティングを行うことで即座に問題を解決します。
ダクト製作の流れ
①設計
ダクト製作は、まず設計から始まります。空調システムの要件に基づいてダクトの形状、サイズ、配置が計画されます。建物の構造や用途に合わせて最適な設計が行われます。
②切断
材料は、必要な寸法に切断されます。切断の際は設計図をもとに、必要なサイズを必要な数量切断しますが、精密な測定と切断ができる装置を駆使して、正確に切断されます。
③成形
切断した材料は、そのまま使用できるわけではありません。どの場所に使用するパーツなのかや、密着性や耐久性を考慮して適切な形に成形することが必要です。
④組み立て
切断→成形された部品は、設計図に合うように、それぞれのパーツを合わせて組み立てます。
⑤完成
組み立てまで終了したら、部品の完成です。一つの部品にもあらゆる形を持ったパーツを組み合わせなくてはいけないため難しく感じますが、慣れてくるとスピーディに作業が可能になります。